夏休みの宿題

に読書感想文というものがあってだな、あれは子供たちに本をもっと読ませよう的な目論見もあったんだろうけど、私にとっては苦行でしかなくて、あれは私のような将来有望でない子供たちに本をもっと読ませない的な企みだったんじゃないだろうか、ゆるせん。
きのう「時をかける少女」を見た。昔、はらだともよ版があったのは知っていたが、見たこともなく、原作も読んだこともなく、原作が筒井康隆という人であることも知らなかった、SFが好きだと言いながら。知らなかったのは、こーゆー全く白紙に近い状態で、登場人物のダブルスコア位の年齢になって、アニメ版で初見という状況を、私の運命さんが決めていたからだと思ったが、感想を言うと、アニメとして絵もきれいでよく動いて、お話もよく出来ていて、また最初から見てみたいと思ったし、原作も読んどこうと思ったし、他の筒井SFも読んどこうと思ったし、比較のため、はらだともよ版を見てもいいかなとも思ったので、おもしろかったんじゃないかな。はらだともよ版といえば、映画のテーマソングが有名だが、かーこーもーみーらーいーもーせーいーざーもー、などと歌っていてまさに「時をかける少女」な設定に聞こえるが(星座はよくわかんない、作詞の人が天才なのだろう)、アニメ版を見たところでは、スタンド名「時をかける少女」、チャージされた有効回数だけ、気に入らない人生結果をリセットすることができる、ゴゴゴゴ、といった感じだった。狼少年て、狼みたいな少年とか、ティーンズの狼とかいう意味じゃなくて、狼がくるよーって言いつづけてた少年ってことだよね。