ワインの雫とかいうマンガはなかった

あんまり真面目に読んでなくて、てへ。
徳永英明の「I love you」のPVをネット上で、初めて見てからずいぶん時間がたった。このPV、今見るといろんな所がおもしろおかしい。このPVはバブル時代のものなのだと思う、でなければおかしすぎる。バブル産のPVであると解釈して、当時はこんな感じでも、かっこよかったというか許されたのだろう、と思う。日本のPVの歴史は、ベストヒットUSAなどが日本で放送され始めたころ、やっぱり欧米の真似で始まったんだと思っている、知らんけど。最初はお金持ちの大御所PVでも酷かったような、むしろ、カッコ悪いよそんなんじゃと思っていたに違いない、ユニコーンレピッシュですか、あの辺のまだお金ないですけど、という人たちのほうがPVをうまく使っていた。それまでテレビの歌番組中心で来ていたのが、ちょっと変わったのがこの時期だったような、知らんけど。日本のPVの歴史が始まり、直ぐにバブル期になり、徳永さんもPVで(トレンディ)ドラマしてみっか、と思ったのかまんまと乗せられたのがこの「I love you」のPVなのだと解釈している。
バブル時代のファッションは、他のどの時代どの地域でも、違和感たっぷりだろう。バブル時代の服が、今も私の押入れや箪笥の奥深くに残っているのかもしれないけど、バブル時代のコスプレという囲いがなければ、いや違う、もう一度そんな時代になったとしても着てみる気にはならない。ファッションはめぐるというが、それは仕掛け人がそうしているのだと思う、でもバブル期のやつは、仕掛ける側の人たちも触れたくないのではないか、そんな時代彼らが何着て何してたかなんて、それはそっとしておいてほしいのではないか、彼らも。
「I love you」のPVのあらすじは、自分に自信を持てなかった徳永さんが、妹に迫るストーカー体質の若者に共感して、手助けして、その若者はなんかよくわからん出どころの指輪を妹に渡して、思いを遂げようとして、どうにかなってしまう、そして徳永さんは自信を取り戻すという、まあ多分見たほうが早い感じだ。バブル期に取り上げられていた、「恋愛」って割とすれてないのかね。このPVだけかしら。当時バブルを謳歌した、今40代半ばの連中のほうが、それ以降の世代よりも「すれてない恋愛嗜好」が強いという感じがせんでもない、知らんけど。
うちの長男「カッパしゃん」が、今日NHKの7時半ごろからやっていた時代劇に出ていた栗山千秋をすごい目で見ていた。もしかしたら好きなのかもしれない。がんがれカッパしゃん。