義理義理親戚ズ

宝くじがはずれた。販売所で確認してもらい、「今回は残念でした」とキッパリ言われたのだが、当たった時も同様にキッパリ言われるのだろうか、それは困ると思った。いや「今回はおおむね残念でした」などと、少し濁す表現をしてもらったとしても、他人の前で幸運の告白をしてほしくないものである。いつもは友達1人作るのに、かなりの手間がかかるのに、急に一方的に友達が増えてしまうかもしれない。
義理のなんちゃらという人たちが結婚を機に増えたりする様なのだが、あんまり考えたことがなかった。この前、妻と「うちの子らってイトコが1人しかいないのな」などと話している時、義理のイトコはその場合の人数に含めるのかという話になり、wikiなどでみると義理のいとこは結婚等で増えると書いてあり、うん、どうやら含むということでいいのですね。そうすると結婚した時から今まで全く気付かなかったが、義理の父母、兄弟同様に、義理の叔父とかイトコとかハトコ等々、義理のなんちゃらがごそっと増えていたらしい。なんか怖いね。いや怖くないのか、喜ぶべきなのか。よく知らない人がいつの間にか親戚になるという結婚の恐怖と歓喜。義理の義理まで入れたら、脱税している人とか、選挙違反している人とか、不倫している人とか、まあそんなんが絶対いるね。宝くじ当たっている人も、もしかしたらいるね。ああ妻よ、ここで言っているのは単にまったく知らない人がすごく増えるという話であり、私側の系統には、小悪人なんていません、いるとしたら・・・、なんて言っているわけではないつもりでありますから、ここを読んで気分を害することがないよう、そこはお願いしますよ。
私の親戚に宝くじ当たっている人がいる可能性を捨てるのはもったいないかもしれないが、万が一私が当たった場合のことを考えて、ここで私的に線引きをしておこうと思う。私の義理の親戚は最大で、義理のなんちゃら、までです、義理の義理のなんちゃらからは含みません。