中る中らないについて

猟に出ていて、獲物に、イイトコまで寄れて撃てたのに、外すということが、今期もあった、いやいや、ほとんどそうだった。

でも、それでも、遠いところや、座射が出来ない時を除いては、前に比べれば中ってくるようになったカモなと思った日に今期も猟期は終わった。

僕の巡回先のブログにスプリング式を使ってる方が何人か(というか2人だが)居られて、スプリング式で中てるコツみたいなモノを書かれていて今更ながら参考になる。

そこで取り上げられていたこの動画。
僕も2年前にスプリング式の撃ち方を探していて(近所で教えてくれる人居らんしね)この動画を見て知っていたのだが、左手を握らずに広げて保持するってのをやってみたのだがイマイチしっくりしなかった。それで逆に固めたりイロイロやってみたのだが、それもどうやってもよくわからんって感じ。

(唐突だが)僕は昔弓を引いていたことがあって、弓を引いていた時も味わった、なんで中たるのか中らんのかわからんという状態、それを猟でも味わうことになっていた。
その状態でいざ猟期が始まるとどうなるかというと、ライフルを構えスコープを覗き込み獲物の動きを見ながら、体のあちこちの力の入れ具合や息を吸ったり吐いたり止めたりしている時に、弓を引いていた時の事を思い出す、比較するということになる。
弓では例えば「引くのではなくむしろ押す」と言うような初心者がイメージをつかむための方便みたいのがイロイロとあった(あっただろう)、それを銃を構える時に思い出す。

左手で銃を保持する時に指先で固定するのではなく、腕だったら体に近い大きな筋肉で支える、いや筋肉は肝心な時に緩むので、むしろ骨で支える位にイメージする、右手側も緩んだ時に動きが大きくならないように同様にして!これでドヤアって引き金を引くわけです。
でやっぱり、中たるようなそうでもないような。
結果が出ないうちはどうしようもないのです。
今期最初に中てた、今期最後のカモ君がちょっとだけヒントをくれた。
最初の1発を入れて、止めに続けて2発撃ったのだが、カモを解体して確認するまで最初の1発しか入ってないと思っていた、それが3発入っていたことで、大体スコープの狙いらへんに飛ぶのだな、と分かったのです。
次になかなか逃げないヒヨドリ君達のおかげで、「射撃法〜私とストーガー(銃名称)の場合」をいくらか詰めることが出来た。

さて上記のスプリング式で中てるコツを書かれていたブログに、僕とは違う銃だがスプリング式のマニュアルの英訳が掲載されていて、すごく参考になる。

以下コピペ

RWS DIANAの英文マニュアルにはこう書いてある。
http://cdn.pyramydair.com/site/manuals/RWS_SpringGunTips_Umarex.pdf
1.スプリングピストンのエアガンは、通常500〜1,000ショット程度の慣らしが終了するまでグルーピングは不安定になる場合があります。
2.固い台の上に置いたベンチ上での射撃は不適当です。
3.砂袋、枕、または折り畳まれたキルトなど柔らかい台に置いて射撃することが推奨されます。
4.銃身そのものをベンチに載せるのは不適当です。
5.ベンチでの命中精度の原因はヒューマン・ファクターで大部分改善されます。
6.引き金をガク引きすると精度は低下します。
7.フォロースルーが非常に重要です。銃の照準をし続けるようにしてください。
8.スプリング銃はしっかり保持しすぎると不正確になります。やわらかく保持してください。
9.グリップの握り方や射撃姿勢の変化は反動によりばらつきに影響を与えます。
10.ライフルの特性を最善なものとするためにRWSペレットサンプラーパックを使用して、最適な弾丸を検討してください。
11.RWSのペレットは非常にクリーンで厳正な製造をしています。高品質のペレットを使用してください。
12.ドライファイア(空撃ち)をしないでください。あなたの銃を損傷することがあります。

コピペ以上。
全部参考になる。
特にまず1。ならしが必要なんだな、今期ようやく通算500発を超えた位だから、まだならし中なんだな、とか。
特に、次に7。
これは弓で言う残心なんだろうけど、確かに撃った後スコープから獲物が外れるようではまず中らないだろうし。
こっそりのお返しに僕の銃のマニュアルの英訳をひっそり載せようと思って改めて見てみたが、射撃法には触れられておらず、まったく参考にならないマニュアルだった。
禁止事項しか書いてないタイプの。
徒労なだけなのでしません。

また来期には忘れていることだろうけども自分の為にヒントを残しておこうと思う。
頬付と胸でのホールド、左手は銃重心の下で力まないで支える、スコープの中の獲物を狙い続けたまま、残心まで姿勢を変えない。