アンインストール

新しいライトノベルがなかなか出てこない様子なので、最近ムラムラしている私はハルヒ関係の動画を探してうろうろしていた。すると「涼宮ハルヒ消失 映画版」なるファイルを発見、えーちょーい映画化してたんだ、映画化するなら消失カモなあと、見ると予告編のようで、アンインストールという曲がテーマなのか、これは楽曲、力はいってるね〜と感心した後、本編がないかと探すが見当たらない。これは公開したてか何かで、まだネットで見ちゃ駄目ということなのかと思い、でもDVDはあるかも知れんとレンタル屋まで走る寸前。ここで検索語を変え「アンインストール」をググると未見のアニメ「ぼくらの」のOP曲であると。えーどういうこと、消失じゃないの、ともう一度先の「涼宮ハルヒ消失 映画版」をみる。するとなんだか、歌詞に映像を合わせようと頑張っているし、ウルトラマン的に長門さんが飛ぶのは笑うところのようだし、回想シーンがあるのはおかしくはないが、回想ばかりだし、長門さんが何かをアンインストールしようとしているように見えなくもない、予告編とゆうか曲のプロモだなと思っていると、最後のテロップで近日公開の下にうっすらと(大嘘)と書いてあるのにようやく気付いた。最初見た時はここ、映画会社の名前に見えたさ。ヒントがたくさんあったにもかかわらず、ネタだと気付かなかったのだ。
さていくらかの教訓を明日の私のために。まず自身の望んでいることが、かなえられるという方向に事象を並べて考えがちだ、君は。次に力のある楽曲が一緒に提供されると、涙もろくなり、本来なら気付くであろう違和感に気付かなくなるな、君は。世の中には長門さんに同情恋慕する、スキルフルな連中が多いはずで、彼らは君の好みに詳しいから恥をかかないよう気をつけ給え。