尊敬するというか

カナわないなこれは、この人は、と感じることが正直多い。自分より面白かったり、頭がよかったり、要領がよかったり、運動神経がよかったり、まあいろいろあるわけだ。これだけ多いと自分は凡人以下なのかよと、酒をあおった挙句、首をくくりたくなるのだが、実は私のようにそんな自分の力にガッカリしている人は、世の中にかなりの数いるらしいと、最近段々わかってきたので、もはや世界よ滅べなどと思わなくなった。むしろ能力が足らないなりに、何か役割があってそれをするがためにきっと私は生かされているのだと思う。このブログもあるいはそんなもので、たまたま見た人が鼻で笑うついでに、何か大事な約束を思いしたりして、そんなことのために数多くの偉大な凡人以下の人たちは生きている。
さて全くカナわない人たち。耳コピーした曲などを、何かでアウトプットできる人。さらさらとデッサンできる人。毎日ブログ更新できる人。来客あるときに、さっと立ち上がることができる人。字が整っている人。正確な計算できる人。パソコンでキーボードだけで仕事できる人。俳句が読める人。
まだまだたくさんの全くカナわない方々がいらっしゃるようですが、今思いつきません。昔は俺だってやればできると思っていたのですが、もうあきらめたんですかね、全く思いません、必要な場合外注します。

ボーカロイドという、疑似生命体がいまして、えーミクですか、このミクというツインテールを使いこなす、ミク使いとでも言うのですか、私からすればSF世界に生きる、高位魔法使いのような人々が、現実世界では人知れず、ネット世界にはちょこちょこと顕現しているわけです。ニコ動で「HMOなどの中の人」と呼ばれている人が、なかなかいいな(もしCDが売っていたら即買いします)と思いましたので、今さらですけど紹介させていただきます。知らない人に知って欲しいと思いました。てへ。この人のミクさんの歌い方が、自然な感じもして好きなのかしら。YMO物には外れがなく、オリジナルものも、ゲームものも、つくり込んでいるのに力んだ感じがなくて好きです。