なちゅのよのおもいで

盆休み。
我々は帰省していた。
毎晩、子ら(かっぱ、たぬき、いとお)は花火に興じていた。
そのある晩のこと。

かっぱ「うわーめっちゃあかるい」
いとお「けむっ」
かっぱ「2日連続だね、花火!」

たぬき「あ、ごきぶり!」
かっぱ「なんだってー」
いとお「追え!花火で焼き殺すんだ」
たぬき「待てぇ」
かっぱ「そっち行ったぞ」
いとお「追えぇ」
たぬき「追い詰(ちゅ)めたぞ」
かっぱ「イイぞ」
いとお「動かなくなった!死んだ!」

…。

たぬき「あれ、これKANA-BOONや」
いとお「うわ」
かっぱ「ホンマや、変り身や!」

いや最初はホントにゴキブリだったんだけどいつの間にかカナブンが焼き殺されていたんだよね、多分。

そしてカナブンのことをKANA-BOONという若い子達。
浸透してますわ。

すべてがFになる」のオープニングがKANA-BOONだったので思い出した。