脊椎動物かわいい

今年度もそれなりに楽しめた。
振り返ってみる。
アナゴ釣りは夏。


大きいのも小さいのも食べてしまう。
焼いたり、揚げたり。妻にも食べてもらえるので割と熱心。

外道フグ。結構大きいのでショウサイフグとか言う奴だろうか。
フグの迷彩模様は実に気持ち悪い。
怒った顔がなかなか、かわいいのだが憎さ百倍の刑でテトラポッドに叩き落とす。

棘皮動物モン、ヒトデのいち味、全くかわいくない。

ウナギ釣りは夏の終りから秋くらい。

この写真の奴のように、エサのミミズより細いのがかかるのが一番困る。
自分でテグスに絡みついて巻き絞って死にそうになっている。
僕が釣ってる河口付近の橋では、夏前は外道としてスズキの小さいのとかチヌの小さいのがよく釣れる(大きいのもかかるようだが大抵テグスを切られて上げられないので何者か不明)が冷やすツールや〆るツールを持っていないので逃がす。

食頃サイズの50cm超えもチラホラ捕れたが、今年は食べず。知人が愛玩して飼ってるのでさし上げた。
食費がかかるらしい。
実は食べられているかもしれない。

そして11/15からは鳥撃ち。
回る池でそこそこ、マガモカルガモコガモ等を見かけたが寄れず撃てず。撃てても中らず。
コガモなどは、飛び立った後、落ちてきたので中ったのかな!ラッキー回収しよう♪と準備していたら、気を取り直して飛ばれてしまうという「え…そんなぁ」という気分を味あわせてくれた。
コガモはパニックになって飛び方を一瞬忘れたのか。
僕としては止め矢をかければ良かったのだが。
12月に入って寒気侵入後からしばらく見かけず。
年末も押し迫った28日。
いち早く私の接近に気付いたマガモ達が飛び立った後、のんきにエサを漁っていた海ガモらしきカモをスコープに見つつ撃ってみた。
中った。ようだ。水面でもがいている。止め矢を打ち込むが中ったかどうかわからない。3発撃ったところで動かなくなった。
久しぶりの獲物。一猟期ぶりだ。ホシハジロヒドリガモ(こっちは海ガモではないね)かと思っていたが、ホシハジロ確定。
カモ回収用の竿を伸ばして投げてみるが、久しぶりということもあり、テグスが固まっていて飛ばない。
近くに行って投げてみようとするが、今度は灌木の枝が邪魔で投げられない。そのうちリールのところでテグスが絡まる。
仕方がない。買ってから使ったことのなかった、ゴムボートを使ってみようと決心。ちゃんと膨らむのだろうか。
このゴムボート、水道施設で遊んでいた高校生も使っていたようだ。

ゴムボート付属品の膨らませる空気入れがかなり貧弱で、これ膨らむ前に折れるんじゃないだろうかって心配で心が折れそうだった。
スコスコ空気を入れてる途中で、ライフルでカモのこちら側の水面を撃ち続けて向こう側の岸に付けたほうが楽なんじゃないかって思ったくらい。
ゴムボートに乗るのは20年ぶりぐらいだ。40過ぎて20の頃と同じことをしている。何してるんだろねって思う。
膨らませる運動でかなり汗をかいて服を脱いでゴムボートに乗り込む。思わず反対向きに乗り込んでしまったり。
絡ませたり膨らませたりしている間にかなりカモは流されて向こう岸に近づいている。追いつけるのだろうか。
なかなか思うようにボートが進まなくて、本当に遊んでるように見えたことだろう。
不思議とまっとうに後ろに進むより、前に進む方がやりやすい。そして左手の推力のほうが大きくグルグル回る。
この日は猪追いの人たちが池近くに来ていたようで、ボートに乗ってる姿を軽トラ猟師に見られた。いつもは誰も来ないのだが。

ようやく近づいてきた。

回収成功。

目が恨めし気に開いている。

お湯につけて羽を毟る。お湯につけた瞬間、羽毛の匂い(安い羽毛布団で確認できるよ)が立ち上ってきて「うぅ」ってなった。
さばいていくと、穴が5つ開いていた。腰骨のあたりで1つ弾が止まっていた、足に入った弾のようだ。3発撃って全部中ったのだなと確認。
30m先5m下がりでドンピシャの照準?なのかな。
次の日、知人とカモ鍋にしていただいた。
これはかなりおいしかった。牛蒡と合わせて味噌仕立てにしたのが良かったようだ。

うん、ホシハジロは美味い。
年が明けて時々カモを見かけて寄ったり撃ったりしてみたが獲物なし。
池で外した後は、ミカン畑でヒヨドリを狙う。今年はいい場所を見つけた。

11月~年末はお歳暮出荷で、ミカン畑で作業されてる方がおられるし収穫前のミカンがたくさんなってるのでヒヨドリも散らばっているような気がして、ミカン畑には行かなかった。
2月に入ると人もミカンもさすがに減るので効率がいいと思うしヒヨドリも飢えてるし、実際2月からはヒヨドリを狙っていればボーズということはないのかな。1時間に1羽穫れる感じ。
ただ釣りにせよ鳥撃ちにせよ、成果とか効率とかって言い出してそればっかになると、もう作業なんですよね。
工夫は必要ですけども。
ゴムボートを出してぐるぐる回っていた時とか、これは美味しいのかなと準備したり食べて美味しかった時とかが一番楽しかったのかもしれない。
ヒヨドリはどうやって食べようか、考え中。
あとヒヨドリ達のおかげで、かなり射撃の練習ができた。
彼らは弾が外れている間はほぼ逃げない。
「中らねばどうということはない!」とか「やらせはせん!やらせはせんぞう!」とか言って騒いでミカンに頭を突っ込んでむさぼっている。
そして、5発目で中ったりすると「チィッ」とか言って飛び立って遠巻きに見ているようになるので、中ったかどうか雰囲気でわかるのだ。