仕方がない、辞任を求めようか。

アバターって映画やってるみたいじゃない。CMで絶賛上映中とか言ってたけど。映画見て出てきた人にインタビューをしているCMを流す映画にろくなもんはない気がするね。SFファンとしては、見なければいけないかもしれないこの映画とか思っていたのだが、あんまり期待できない感じだな。ちょっと私が入り込めない設定があったので書いておくと、この映画では、主人公は半身不随で、それが故に別の星系に自分の分身を送り込んで原住民とメイクラブとかしてしまうらしいのだが、そんなことが可能なら、地球上の自分の体を、その先進的なバイオ技術だかクローン技術だかを使って直してしまえばイイのに、なぜそれをしないのだろう、電脳硬化症的な、その世界普遍の技術を適用できない設定があるのだろうか。主人公がキリシタンだからなのだろうか。だとしたら別の星系で神の真似事をすることは、なぜ許されているのだろう。この映画はどんなに良くても、インディアンの格好をしたカウボーイと、インディアンの娘のラブストーリー止まりではなかろうか、知らんけど。
スターウォーズでも、ジェダイはクローン技術をもって軍隊を作れるのにも関わらず、失った自身の体を再生させずに、サイボーグ化していた。なんだろうねこのコダワリは。ジェダイキリシタンなのだろうか。通商連合のアンドロイドの軍隊より、共和国のクローンの軍隊の方が強いとされていたのだけれど、R2D2を複製して軍隊作って、アナキンに指揮させた方が強いのではないだろうか。あと、洋画って暇つぶしにメイクラブしてるわな。本当にそれが必要なのかね。ドッカンドッカン、飛んだり飛ばされたりしたあとに、ベロチューキスしている映画が多すぎる、しらんけど。攻殻機動隊では、暇つぶしに、哲学の補講なのか偉人の名言集なのか、何を言っているのかわからない時間が有るのだが、私的にはこのほうが有り難い気がするね。