カバーアルバムの真価を知る

きにょう、今治ローカルのFMを聞いていると、9時台1時間位にわたって吉井さんのカバーアルバムの中から何曲か流していた。
僕はカバーアルバムはあまりいいものと思っていなかった。
いいといわれている曲、耳馴染みのある曲を、虎の威を借りる感じで歌い直していながらオリジナルを、態度だけは控えめに主張する感じが気に入らない。

例えばT永さんは、歌唱力には定評も元々もあるし、敢えて歌のうまい人の曲に挑んでいってる感じもあるし、もともとオリジナルなヒット曲も持っていたし、昨今のカバーブームへの流れを作ったし、やっぱりこの人歌うまいなって思ったし、歌ってる姿もカッコいいし色気もあるのでこれは、いいじゃんとCD買ったりしました。

でもそれ以降安易な感じに、他の歌手の皆さんもいろいろカバーして出してますけど、君たちはダメだって。
CDの売り方も曲もカバー(二番煎じゆうんでしょうねえ)じゃんって。
ちょっとカラオケいって歌ってみたら歌えたから、そんな曲集めてCD出しちゃったんでヨロシク!っていう感じの人多いよね。
カラオケおばさんとかね。

でね、吉井さんのもそんなカバーな奴なのかよと思って聞いていたが、正直まあそうだった、昭和感まんまんだし、これはスタイリッシュなカラオケやねって思っててハッと気づきましたわ。
「これ買って聞いてたら吉井さんと一緒にカラオケ行ってる気分になれるって。」
いいじゃん、安いもんじゃんコレ。
もうマブダチ気分ですよ。

もともと吉井さんって歌謡曲寄りのロッカーだと思ってたし、もち歌うまいし、いつもカッコいいけど歌ってるときのほうがよりカッコよくてセクシーだし、男女性別問わずカマナベな人にもアピールする人だと思うのでこれは売れるよ、40代に。

あとついでにアニソンもどうだろう。ちょっと無理かな、感情移入厳しいですかね。

あと…結構ボンボンな人でしたのね。