何かと他の世代から鼻つまみものにされがちな団塊の世代でありますが。現場で仕事を通して培った職人的な力だけは侮れない。
私の仕事場のドア、突風で開いてドア枠にぶつかる拍子で、蝶番のとこがバカになってうまく閉まらなくなってくるのですが。この前直してもらったばかりだったのですが。最近また閉じにくくなって来てましてん。暑いから熱膨張して閉まらんのよと冗談言ってたのですが。
いざ直そうと思うとドアを外して蝶番のプレートや取り付け部を金槌でポコポコトコトコ叩いてどうにか閉まるようにしていたのです。なかなか面倒くさいので、いよいよ閉まらなくなるまでほっとくのですが。
今朝、時々ウチに仕事しに来る引退したおじさんが、話のついでに、金槌無い？と言うので、渡すと、ドアを外すこともなく蝶番やらを「バシィ！バシィ！！」と２〜３回シバイて、バールないかい？と言うのでバールのようなものを渡すと、ドアと枠の間の、ドアノブがついてる方に差し込んで「ガキッガキ！ッ！」と言わして。えっと言う間に、５分もかからないうちに、もう秒殺と言う感じで直してしまいました。
うーん、すごいね。
